世界で最高層の木造ビル オーストラリア シドニー

今回は東南アジアの不動産の話ではないのですが、オーストラリアで、180メートルの40階建てのビルが木造で建てられるというニュースの紹介となります。

 

世界で最高層の木造ビル

世界的なソフトウェア会社のアトラシアンは、シドニーの新しい本社として、世界で最も高層となる「ハイブリッド木材」でのオフィスビルを建設すると発表しました。

180メートル、40階建ての構造物は針葉樹の層を互いに押し付けたもので作られ、ガラスと鋼のファサードで仕上げられます。屋上には庭園が造られる計画です。

 

シドニー アトラシアン新本社

Bagnkok Postの記事より引用

 

ニューヨークの建築家SHoPと、オーストラリアの会社BVNにて設計された、この建物は100%再生可能エネルギーで稼働させるため、ソーラーパネルとセルフシェーディング窓を搭載するとのことです。

建設は来年に着工し、2025年の完成を目指すとのことです。

 

「このビルには4000人の従業員が働き、シドニー中心部の新しい技術地区のハブになることを目指している。私たちが構築している空間は、持続可能性と柔軟性が非常に高く、将来の仕事のために、今日の世界ではなく、明日の世界のために作られます。」とアトラシアンの創業者でもあるファーカー氏が述べています。

 

同氏によると在宅勤務が増えると想像される、アフターコロナの経済状況においても、「企業は繁栄するために依然としてオフィスが必要である。特にこれらの新しい働き方のためにこのスペースを設計する。」とも述べています。

 

まとめ

こちらの記事は以下の記事を参考に記載させて頂きました。

オランダのロッテルダムでも140mのハイブリット木材での建築が計画されているということで、世界的にこのような建物が増えていくのかもしれません。

https://www.barrons.com/news/oz-tech-titans-to-build-world-s-tallest-hybrid-timber-tower-in-sydney-01593069904?tesla=y

https://www.bangkokpost.com/business/1940976/oz-tech-titans-to-build-worlds-tallest-hybrid-timber-tower-in-sydney