なぜマレーシア クアラルンプールの内装費は高いのか!?

新築で購入した物件の内装をマレーシアの業者さんに依頼すると200万円から300万円の見積りがとどき、驚いた経験がある方が多いように感じています。物価は日本に比べて安いはずなのに、なぜそんな金額になるのか、今回はその理由を見ていきたいと思います。

 

間取り・面積が異なる ~マレーシア不動産の部屋は広い~

まず最初に考えられるのが、面積が広く、部屋数が多いことです。家族向けに作られているコンドミニアムですと、120‐200平米ぐらいの物件がマレーシアでは一般的です。日本に比べると倍ぐらいの面積になるでしょうか。部屋数も2LDKのコンドミニアムは少なく、3LDKや4LDKが一般的です。また、日本ではトイレ、お風呂は1つの家に1つ、多くてもトイレが2つといった家が一般的ですが、トイレやお風呂も各部屋についていたりします。さらに天井高も3mから5m近い物件もあったりします。(日本だと2.4‐2.6mぐらいが一般的でしょうか。)天井が高いと、窓も大きく・高く、カーテン代は日本に比べるとびっくりするぐらい高くなることがあります。

最初にあげられる理由は、そもそも面積、部屋数が多いため家具をそろえようとすると、大きくなり、必要な家具の数が多いという点があげられます。

 

コンドミニアムの引渡状態が異なる ~マレーシア不動産の部屋はスケルトン?~

2つめに考えられるのが、不動産会社から引渡を受ける“完成”の状態に違いがあります。マレーシアでは照明器具の完成が、天井から配線が垂れているだけ。というのが通常です。キッチンにしては物件によっても異なりますが、給排水の口が壁からはえているだけで、シンクもキャビネットもついていない物件もあります。浴室についても、便器やバスタブが引渡時点ではついていなく、オーナーが自分でつける必要がある物件もあります。まず、温水ヒーターがついていることはありません。暖かい国なので、水シャワーで足りてしまう人がいるというのも1つの理由なのかもしれませんが、日本人としてはお湯がでないシャワーって・・・と信じられない方が多いかと思います。

このように、コンドミニアムの完成という状態が異なるため、日本では購入時についているものが、マレーシアではついていなく、オーナーが内装として費用をかけて備え付けないといけないものがあるというのが2つめの理由となります。

 

お部屋を貸出す状態が異なる ~マレーシア不動産は家具付き賃貸~

日本に比較すると、テナントが自身で運びこぶ家具の数が圧倒的に少ないのがマレーシアの一般です。タンスや本棚といった大きな家具を運び込むテナントはほとんどいないですし、テレビ、冷蔵庫、洗濯機といった家電も持ち込まないテナントがほとんどです。

こちらもオーナーで用意しなければいけいない家具の種類、数が多いため、内装費が高くなる理由の1つになっています。

 

まとめ

賃料があまり高くないマレーシアで、そんなに高い内装を入れる必要があるのか?というのはマレーシアで物件を買った方の多くが悩むところです。どの程度の投資期間を見込んでいるか、借りているローンの支払いに伴う支払がご自身の収入の中でどれぐらいの割合になってしまうのか、といった点が意思決定をする上で、重要な指標になると思います。