タイの新たな投資先? コーンケーン
タイと言われて思いつく街の名前にはどんなところがあるでしょうか。バンコク、パタヤ、チェンマイ。日本人の中でなじみがあるのはこんなところでしょうか。新しくコーンケーンという街が注目を浴びつつあるのでご紹介します。
モノレール開発で注目されるコーンケーン
タイの不動産会社であるOcean Propertyはコーンケーンでコンドミニアムプロジェクトを発表しました。コーンケーンでは21駅のモノレール建設計画が進行しており、2020年内の着工、2022年までの完成が予定されています。
Ocean Propertyの代表ナポンパリポントチャチャナピスチ氏いわく、モノレール計画もあり地下の高騰がはじまっている。モノレール完成後、さらに地価があがると、コンドミニアムのような住宅のニーズが高まると予想しているとのこと。
観光ニーズに頼らないコーンケーン
バンコク、パタヤ、チェンマイ。どこも観光の目的地であり、コロナウィルス感染拡大の影響で、大きな経済打撃を受けています。ただ、コーンケーンはもともと観光需要がほとんどなく、今回のコロナウィルスからの低迷からもいち早く脱しているという。Ocean Propertyが開発したコンドミニアムも発売と同時に完売をしており、強い不動産市況を示している。
コーンケーンとは
バンコクから東南部に位置し、カンボジアやラオスとの国境に近い街であり、日本人に地名は知られていないまでも、経済規模はもともと大きな街です。医療サービス、教育といった産業が街の成長を推進しており、7月の大学開校に伴い、学生の賃貸需要が活発化してくるという。
コーンケーンの不動産価格
コーンケーンのコンドミニアムの価格は1平方メートルあたり平均54,000バーツとバンコク中心部の5-6分の1の水準、30平米程度のコンドミニアムで150万バーツ程度で販売されています。
まとめ
こちらの記事は以下のBangkok Postの記事を参考に記載いたしました。
https://www.bangkokpost.com/business/1935444/ocean-eyes-monorail-in-khon-kaenr#cxrecs_s
単価は非常に安く魅力的に聞こえますが、投資にあたっては賃料を確実に回収できる管理会社の選定が必須となります。日系の不動産会社の多くはバンコクに事業所をもっており、地方都市はカーバーできていません。賃貸ニーズも高く、賃貸できたとしても、賃料未収が行った場合などに対応できる体制がないと、利回りも絵にかいた餅になってしまいます。
不動産投資のコンサルティングを17年間、そのうち、7年間はタイ・マレーシア・フィリピンを中心に東南アジアを飛び回り、投資コンサルティング及び運用アドバイスに7年間携わって参りました。本サイトではその経験と、最新情報から皆様の東南アジア不動産投資に有用な情報を提供していきたいと考えております。