大幅割引! にぎわうバンコクのコンドミニアム市場
タイ バンコクでは、今が投資のチャンスと考え、コンドミニアムに投資をする買主が増えているとBangkok Postで報じられていました。
(参考:https://www.bangkokpost.com/business/1910988/investment-buyers-flock-back-to-condo-market)
投資目的バイヤーでにぎわうバンコクのコンドミニアム市場
記事によると、買主の多くは現在のコンドミニアム市場は底値であり、2年程度後にコロナウィルスのパンデミックの終息、経済の復調により価格が回復し、キャピタルゲインが狙えると考えている。
Sansiri(サンシリ)、Ananda(アナンダ)、Noble(ノーブル)、Major(メジャー)といったタイの大手デベロッパーも在庫の現金化を急ぎ、大幅なディスカウントを行っており、最大62%のディスカウントもみられたという。
価格を直接値引くディスカウントは、既存の購入者に悪影響を及ぼす可能性があるため、管理費や水光熱費を複数年間免除するものや、ローンの支払いを当初2年間、売主であるデベロッパーが負担するといったものまであるという。
ディスカウントの対象となっているのは、すでに完成をしており売れ残っている在庫が割引の対象になっており、1年以上売れなかった部屋がこの割引キャンペーンで売れているという。
まとめ
不良在庫として滞留していたユニットが、このようなキャンペーンを通して市場に流れていくことは、デベロッパーの体力、市場のことを考えても良いことかと思います。ただ、このような大幅な値引きで、中古市場を狙うバイヤーはしばらく少なくなることが予想されます。
将来的な不動産市況を考えると、この割引が一時的なもので終息してくれることを祈るばかりです。
不動産投資のコンサルティングを17年間、そのうち、7年間はタイ・マレーシア・フィリピンを中心に東南アジアを飛び回り、投資コンサルティング及び運用アドバイスに7年間携わって参りました。本サイトではその経験と、最新情報から皆様の東南アジア不動産投資に有用な情報を提供していきたいと考えております。