海外不動産向けローン(政策金融公庫など)
本日は日本国内の金融機関で、海外不動産向け、特に東南アジアの不動産に対する融資を行っている会社を見てみたいと思います。
日本国内の金融機関で、海外不動産向け融資を行っている銀行
- 日本政策金融公庫
- オリックス銀行
日本政策金融公庫
海外不動産投資向けのローンではなく、海外展開・事業再編資金として、最大7200万円という制度があります。原則、日本で行っている事業を海外でも展開したいという方向けの融資となっておりますため、融資にあたっては日本で賃貸用不動産を保有していることが前提となります。
また、国内の賃貸事業が黒字でまわっているかどうか、その不動産に担保余力があるかどうかも融資判断の大きな基準となります。国内の不動産に担保余力があれば、比較的通りやすいという話も耳にしたりします。
金利は1%台で借りれた方もいらっしゃるので、海外の現地のローンやほかの金融機関に比べると非常に有利な金利となっています。
ただ、コロナウィルス感染拡大により、より緊急性の高い融資や補助金の至急が必要な先が多いことから、現時点でいうとなかなか審査は難しい傾向にあるかと思われます。
日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/kaigaitenkai.html
オリックス銀行
オリックス銀行にも日本の大都市圏(オリックス銀行が指定するエリア)で、担保提供可能な不動産をお持ちの方には、海外不動産投資に利用可能な融資があります。
国内不動産の担保余力、個人の与信によった審査をされるようなので、海外不動産の収支等には、あまり審査の重点はないようです。国内の担保不動産のほか、年収も700万円以上必要となります。
金利は担保や与信によりますが、2-4%程度となりますので、政策金融公庫でも対象になる方は政策金融公庫の方が良い条件となる可能性が高いです。
オリックス銀行
https://www.orixbank.co.jp/personal/property/
不動産投資のコンサルティングを17年間、そのうち、7年間はタイ・マレーシア・フィリピンを中心に東南アジアを飛び回り、投資コンサルティング及び運用アドバイスに7年間携わって参りました。本サイトではその経験と、最新情報から皆様の東南アジア不動産投資に有用な情報を提供していきたいと考えております。