クアラルンプール Desa Park Cityの新規プロジェクトに行列

コロナ禍でどこでも景気がわるく、不動産業界は不調なのかと思っておりましたが、マレーシア・クアラルンプールでは、泊まり込みで購入を待つ人までがいる人気プロジェクトもあります。今回はそんな人気のDesa Park Cityに関する記事の紹介になります。

 

Desa Park Cityとは?

Desa Park Cityとは、KL中心部(ペトロナスツインタワー)から約20kmのところに位置するタウンシップ開発です。広大な敷地にスーパーマーケットや公園など、インターナショナルスクールなど、住宅以外の共用スペース・施設を贅沢にとったコンセプトと、高速道路の出入り口にアクセスがしやすいこともあり、2012~2013年頃から人気がありました。KLの中心部に比べて木や公園などが多く、自然を感じることができることも魅力の1つなのかもしれません。

■Desa Park City公式ページ

https://www.desaparkcity.com/

 

購入希望者ががDesaParkCityに殺到

クアラルンプール(9月26日):今週の土曜日の午前7時、DesaParkCity最新の売出物件であるパー​​クプレイス目当ての非常に興奮した事前登録購入希望者が長い行列を作り、いつもここで週末にジョギングを行う多くの人達も気圧され気味でした。、

購入希望者を収容するためにテントが設置されており、売出側はは今朝の午前6時から並ぶことを許可していましたが、一部の人達はは非公式に一晩キャンプ宿泊までして待っていました。

SOPに従った対人距離の確保に加えて、午前7時30分に開始された優先販売イベントでは事前に梱包された軽食が提供されました。

不動産開発業者が不況下で苦しんでいる時に、これらの購入希望者を惹きつけているのは何でしょうか?

EdgePropはこれら購入希望者の興味を引き付けましたが、幾つかの例を挙げてみます。

 

DesaParkCityの物件を初めて購入したR.NPhangさん

私にとって(Desa ParkCityで物件を購入する)初めてですが、これだけ人気があるので、次に何時私が購入可能な物件が出てくるかわからないので、購入を決断しました。それに加えて、パークプレイスのレイアウトとデザインは間違いなく私の目を引きました。 Desa Parkcityに住むことは、私にとって常に夢でした。

 

DesaParkCityのリピート購入者のWong夫人

引退する前に、予算内で購入できる最適な物件を調べました。物件を選ぶ上での優先事項は、セキュリティや、医療、エンターテインメント、スーパーマーケットなどの設備への利便性です。これらの施設へは、車を運転する手間をかけずに、散歩や運動がてらに出かけられることを希望します。

実際、友人達にも先程述べた利用を挙げて購入するように勧めました。同じ町に住むことによって、私たちの友情を更に深めて、お互い助けが必要な時に助け合うことができると思います。

パークプレイスの場所は、新しい街の中核部分として発展していくでしょう。DesaParkCity内の他のすべての施設の中心となる予定です。私がパークプレイスを購入する、もう1つの理由は、次の世代人達との関係を築くと同時に、世代間の絆を深めることです。お互いに近くに住んでいるからこそできるのです。相互に定期的に行き来しやすくなります。また、この物件は私にとって1平方フィートあたりの価格が魅力的で、投資する価値があると信じています。 さらに、Desa ParkCityは、すぐれた緑の自然環境を維持しています。

 

DesaParkCityの物件の居住者およびリピート購入者であるRaymondさん

Desa ParkCityでは第一期売出の段階で物件購入し、完成後ここに引っ越しました。パークプレイスは絶好のロケーションを理由に購入しますが、子供たちのために購入するのにも良いタイミングと考えています。

 

パークプレイスについて

この物件は自由土地保有権をもつコンドミニアムで、ParkCity TownCentre @ DesaParkCity内にあります。 3つのタワー合わせて54階の規模で、合計537戸あります。1戸の広さはは1,109平方フィートから4,047平方フィートで、1平方フィートあたりの価格は平均860リンギットです。総開発額が7億7000万リンギットのプロジェクトの魅力の1つは、個人のの時間を求める人々のために提供される、約20,000平方フィートものプライベートな空間です。レベル41と42のスペースには、スカイプール、コワーキングエリア、ファミリーエリアなどの施設が設置されます。

プロジェクトの設計者は、複数の建築の賞を受賞したErik L’Heureuxで、20年に及ぶ様々な建築案件の実績を持つタイの主要なデザインスタジオであるペンシルオフィスとPIAインテリアに所属しています。

優先販売イベントは本日始まり(午前7時30分から午後6時まで)、明日も午前9時から午後6時まで開催されます。

「パークプレイスに興味をもち情報登録する人はは3,000以上に上り、私たちは優先販売イベントの好調な結果を期待してます、またSOPの基準を充たすような特別なコロナ対策予防措置を講じています」と、ParkCityGroupのCEOであるDatuk Joseph LauはEdgeProp.に語っています。

「すべての人がSOPの規約を遵守してくれていることをうれしく思います。このプロジェクトの既存顧客、投資家、新規顧客およびDesaParkCityからの強力なサポートに非常に感謝しています」とLau氏は付け加えました。

現地到着時に、登録者にはそれぞれ「ケアキット」が提供されました。これには、3層構造のマスク5枚、手指消毒剤1本、ウェットティッシュ1セット、マスクを保管するための空のケースが含まれています。

広大な473エーカーのDesaParkCityは、ニュークランバレー高速道路、デュタウルクラン高速道路、ダマンサラプチョン高速道路などの高速道路から簡単にアクセスできます。マスラピッドトランジットライン2(スンガイブロー-セルダン-プトラジャヤライン)は2021年に運行される予定です。

複数の受賞歴のあるこの街は、2012年に最初に発表され、サラワクのサムリンググループの子会社であるParkCityによって開発されました。 2019年、開発者はEdgePropマレーシアの権威ある土地開発者であるBuilding SustainableDevelopmentを手に入れました。これは、マレーシアでの持続可能な開発を構築するために行われた開発者のビジョン、コミットメント、および努力の成果でもあります。

今年、この街は、EdgePropマレーシアのベストマネージド・アンド・サステインで他のいくつかの賞を受賞しました。

 

まとめ

こちらの記事はEdge Propertyのこちらの記事を参考に記述いたしました。

https://www.edgeprop.my/content/1741526/eager-buyers-throng-desa-parkcity

コロナ下においても、このような行列ができるような大人気のプロジェクトがあることは、クアラルンプールに住宅購入ニーズが顕在することがわかり少し安心ができました。前回取り上げた、空室税の件とも関係し、また当たり前のことではあるのですが、消費者のニーズをとらえ、差別化できたプロジェクトは、どんな環境下においても売れるのかもしれません。販売価格については、860rm/sqfということで、2013年頃から大きく変わっていないようです。