マレーシア ジョホールバルを教育都市へ Edu City 2.0計画
マレーシアのシンガポールとの国境に位置するジョホールバルに、一大教育都市として発展させていくという記事がありましたので、ご紹介をさせていただきます。
ジョホールバルを教育都市へ ”Edu City 2.0”
各種教育施設のハブ拠点として設立された、マレーシアのジョホール州ににあるEDUCITY Iskandar Malaysia Sdn Bhdは、新しい戦略【EduCity 2.0】のもと、学生数を現在の4,000人から15,000人に増やすことを目標としています。
2021年から2024年まで実行される予定の【EduCity 2.0】では、現在の施設の拡充、また、新しい教育機関をパートナーとして向かい入れるよう、学校、教育訓練企業、研究開発会社などへ門戸を開く予定です。
EvidCity Iskandaの責任者 Wan Ahmad Saifuddin氏は、
「新型コロナ(Covid-19)の世界的な流行によって教育システムに大きなが混乱が生じましたたが、それは短期的な問題にすぎません。」と述べました。
「南東アジアの人口は非常に多く、海外へ留学する人の数も多いです。」
「各種教育機関の方達に言いたいことは、我々と協力して国際的な教育市場を獲得し、また、国際教育機関がマレーシア市場に参入できるように、是非EduCity Iskandarに参加していただくことです。」と、彼は昨日【EduCity 2.0】の発表後に記者団に語りました 。
EduCity Iskandar Malaysiaには現在、ニューカッスル医科大学マレーシア校、オランダ海事工科大学、サウサンプトン大学、マルチメディア大学、レディング大学マレーシア校、コレイMDISマレーシア校、ラッフルズ大学、マールボロカレッジマレーシア校、ラッフルズアメリカンスクールが拠点を置いています。
【EduCity 2.0】の戦略とは、新しい学習環境の実現に向け、価値ある提案を続けていくことです。
これには、学校や高等教育機関との協調体制を強固にし、潜在的なパートナー獲得に向けた柔軟なパートナーシップモデルを確立することなどの取り組みが含まれます。
「私たちはまた、パートナーが共有施設を維持および最適化でき、学生が学びの体験を向上できるように取り組んでいます」とWan Ahmad Saifuddin氏は述べました。
さらに、柔軟なパートナーシップモデル確立のための手段としてのEduCity International Collegeの設立と、EduCity Iskandarを研究生活ラボとして位置づけるためのEduCity Academyの設立も発表されました。
Wan Ahmad Saifuddin氏は、2021年のIDRISSIインターナショナルスクールの開校と共に、Reliance Aviation AcademyとLEA Academy&English Centreの設立も発表しました。
まとめ
こちらは以下の記事をもとに記載させて頂きました。
シンガポールからの居住拡大が想定のように進まず、開発ばかりが先行してしまったジョホールバル。コロナウィルスの影響も重なり、現在は40%割引といった価格で販売されているコンドミニアムプロジェクトもあります。
一時期は、イギリスの名門マルボロカレッジが開校したことで、留学先として注目を浴びたジョホールバルでしたが、インターナショナルスクールを呼び込むことで、留学ニーズを取り込んでいく方針ようです。
不動産投資のコンサルティングを17年間、そのうち、7年間はタイ・マレーシア・フィリピンを中心に東南アジアを飛び回り、投資コンサルティング及び運用アドバイスに7年間携わって参りました。本サイトではその経験と、最新情報から皆様の東南アジア不動産投資に有用な情報を提供していきたいと考えております。